いきなり〜(JR嵯峨野線複線化の怪2)

                         
久々のブログ更新が、まさかこの話題になるとは、全く予期しませんでした。


JR嵯峨野線複線化の怪は、昨年11月20日にupしましたが、その後何ら状況は変化せず、粛々と工事は進み、ついに問題の区間(京都〜丹波口)が供用開始となりました。
写真は京都駅側からのviewですが、手前が単線区間、ポイントの向こう、右側が在来の線路(上り)、左側が新たに供用された軌道(下り)です。


迂闊なことに、昨日まで気づかずにいました。
いつ供用開始されたんだろ〜
(JR嵯峨嵐山駅に確認したところ、7/20だったそうです)


今朝、快速を利用して京都に向かう途中、
二条駅で突然、「時間調整のため3分停車します」と放送が入り…
アレ〜何か妙だな?
いまだかつて聞いたことのないアナウンス?
いつもなら「反対列車待ち合わせのため停車します」と言うのに?
そして、反対列車が来ないまま、快速は発車?
丹波口駅で離合するのかと思いきや、ここも通過?
そして、ノロノロ運転の後、梅小路のカーブで停止???


そこで、新しく敷設された側の線路をよーく見ると、
ナイ! レールの錆がナイ!
ということは〜
と思っていると、下りの特急がゴトゴトと横を通り抜けて行くでは…


イキナリやられました!
予てより、このことを問題視していたのです。
つまり500mの単線区間のお陰で、対向待ちせざるを得ず、
結果、京都駅には7分遅れで到着、
予定の電車に乗り遅れてしまいました。クソ〜(あら下品)


嵯峨野線に限らず、JR全般の構造的問題ではありますが、
たとえ、園部まで複線化出来ても、その先の綾部までが単線のため、
長距離を走る列車(特急)がつまずく可能性は依然として高く、
折り返し点であるターミナル(京都駅)直前に単線区間を残すと、
せっかく複線化しても、他の列車が常にその影響を受けることになるのです。
しかし、供用開始と同時にイキナリ洗礼を受けるとは…トホホ。
(snow)